医療管理士とは

 医療管理士は医師、歯科医限定の資格で、経営戦略家としての能力があることを一般社団法人日本レセプト学会が認定する資格です。
 優れた経営戦略家とは、情報収集と適切な判断ができること、特に医療政策を把握し、診療報酬改定等を予測するなかで適切な対応ができること、経営管理において適切な集患ができること、医療経営における収益の向上、安定化させる力を持つ「スーパー院長」あるいは「スーパー管理者」を意味します。
 そして経営管理の具体的能力においては、サービスマネジメントやマーケティング、財務管理などのほか、時には強いガバナンス、そして適切なリーダーシップやチームワークといった状況に合わせた最適な行動ができることが必要です。つまり、本資格は優れた敏腕経営者、院長・管理者であることを証明します。
 合格後の情報提供および研修によって、上記のすぐれた能力をさらに引き上げていくためのサポートを致します。

 ご承知のとおり現代日本における医療経営は年々厳しくなります。
 これからは制度を把握し、経営の適切な舵取りができる敏腕経営者が勝ち組となります。合格後は経営・管理者、または有資格者のみが入ることができる「Dエグゼクティブクラブ」の会員になることができます。資格によって選ばれた医師・歯科医師間での相互の情報交換の機会や、様々な情報提供、研修、特に第三者評価に認定されるための特殊サポートは、Dエグゼクティブクラブにのみ特別に実践され、審査合格の近道を知ることができます。
 この第三者評価は政策の方向性から、これから間違いなく病院だけではなく医科クリニック、歯科クリニックにおいても必須となる大変過酷な時代となることが予測されます。